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関川水系土地改良区について

第25回 臨時総代会ごあいさつ

 第25回臨時総代会の開会に当たり一言ご挨拶を申し上げます。本日は、猛暑の中、そしてお盆前のお忙しい中、ご出席いただきありがとうございます。また、上越地域振興局農林振興部中島副部長様には公務ご多用の中ご臨席いただき誠にありがとうございます。

 昨年は、少雪による渇水で番水を実施いたしましたが、本年は笹ヶ峰ダムも順調に貯水することができ、また好天に恵まれ稲も順調に育ってまいりました。笹ヶ峰ダム・野尻湖からの放流は、ほぼ例年並みに、笹ヶ峰ダムは7月26日から、野尻湖は8月1日から始めております。昨日現在、貯水残量は笹ヶ峰ダムは64%・野尻湖は75%残っており、今年の用水は十分確保できていると考えております。

 さて、平成30年度からの米の直接支払い交付金7500円の廃止や生産数量目標配分の廃止など農業政策の見直しにより、今までの稲作農業が大きく変わろうとしています。また、組合員(耕作者)の高齢化や担い手への農地集積による組合員(耕作者)数の減少により、土地改良区の運営や維持管理にも大きな影響が出ることが想像されます。
 土地改良区としても、従来の農地の大区画化や農地集積、農業水利施設の整備だけでなく、農協と連携し高収益作物の導入や競争力の強化を図り、組合員農家所得の確保に向けて、様々な検討をしていくこととします。さらに、大区画ほ場整備事業と合わせて地域営農の実態に即した用水計画や水田水管理の合理化を検討し、今後の事業計画に反映させていきたいと考えています。

 国営事業については、平成29年度は25億5000万円の予算割当てがあり、笹ヶ峰ダムの取水ゲート改修工事や小水力発電所減勢バルブ設置工事など、順調に工事が進捗しているところであります。3月の通常総代会でも報告しましたとおり、小水力発電所の稼働が平成31年度稼働に変更となりました。1日も早く正式稼働となるよう国営事業所と連携すると共に、土地改良区の運営体制も遅滞なく進めているところであります。また、ダム操作や発電業務を行う中央管理所については、現在、鴨島地内に旧中央管理所があり当初計画では関川水系土地改良区敷地内に新たに建設する計画でした。しかし、将来の国営事業の農家負担や毎年の維持管理費負担抑制のため、関川水系土地改良区事務所内に中央管理所を設置することとしました。中央管理所については、国の施設となりますので事務所の一部を国に売却することとなります。この手続きは、来年3月の総代会で正式提案させて頂きますが、円滑な事業促進のためあらかじめ総代の皆様に報告させて頂きます。

 県営ほ場整備事業の継続地区については、平成29年度から32年度でほぼ予定通り完了となりますが、三和南部地区は完了整備工事や換地処分の関係から工期を1年延伸し、平成30年度事業完了となる見込みです。
 新規地区については、本年度、高野地区と高柳地区が採択となりました。岡野町地区など4地区も平成30年度以降採択となるよう手続きを進めているところであります。
 米の産地間競争を生き抜き、コストを削減し儲かる農業のためには、やはり基盤整備が必要となります。組合員の皆様から、今一度将来の農業について話し合いをして頂きたいと思っています。そして基盤整備を検討したい、話だけでも聞いてみたいという地域がありましたら地区の役員又は事務局までお声かけ頂ければ説明に参ります。総代の皆様からもご理解ご協力を賜りますようお願いいたします。

 最後に、本日提案いたします案件は、平成28年度事業報告並びに決算など、5件であります。慎重審議いただき議決・承認くださいますようお願い申し上げまして開会の挨拶と致します。

 平成29年8月10日

関川水系土地改良区
理事長 永 井 紘 一