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第26回 通常総代会ごあいさつ

第26回 通常総代会ごあいさつ

H30.3.28 通常総代会の様子

 第26回通常総代会の開催に当たり、一言ご挨拶を申し上げます。
 本日は、総代各位におかれましては年度末また春作業の準備で何かとご多忙のところ、ご出席いただき誠にありがとうございます。また、上越地域振興局農林振興部中島副部長様には公務御多用の中ご臨席いただき誠にありがとうございます。

 今冬は、3年ぶりの寒冬で、平野部では寒波による低温・多雪となりました。一方、笹ヶ峰ダム周辺の積雪状況は、3月27日現在219㎝です。昨年の同時期は382㎝でしたので約160㎝少ない積雪量で、平年と比べても約80㎝ほど少ない状況です。一昨年の空梅雨のような事態も想定し、早めに笹ヶ峰ダムを満水にするようにしていきたいと考えていますし、渇水が心配される場合は、組合員の皆様への早めに情報を出していきたいと考えています。

 農業・農村をとりまく環境・情勢は、コメ政策の歴史的転換期に突入し、米価低迷による所得の減少、農業就業者の高齢化、更に平成30年産米からの国による米の生産調整や直接支払交付金の廃止等、非常に厳しい状況にあります。
 国では、本年から汎用化された水田等を活用し園芸品目の導入に向けた取り組みを始めました。また新潟県では、農業者の所得や県農業産出額の向上のため、稲作の経営規模拡大・コスト低減に加えて、経営の多角化・複合化を推進するため、平成31年度以降のほ場整備新規着工地区については一定割合以上の園芸作物の導入を目指すこととなりました。
 当地域での園芸品目の導入には、課題も多いことは承知していますが、水田という地域資源を継続管理していくには、担い手が営農継続できる生産構造を作ることが何よりも急務と考えています。当改良区も大区画ほ場整備事業を目的にするのではなく農家所得の向上を目的として、平成30年度事業計画を立て、積極的に事業展開を図ることとしました。今後の事業推進に向けて総代各位のご理解ご協力をお願いいたします。

 本年は、総代・役員改選の年になります。それぞれの選挙日程については、正式に決定しましたら組合員の皆様に周知させていただきます。なお、土地改良区の総代役員選挙に関しては、今国会で土地改良法の改正が行われ、准組合員制の導入など組合員資格・総代・役員の被選挙権など大きく変わろうとしています。新法施行は来年4月1日となりますので、今回の選挙は、従来通りの実施となります。今秋の選挙に向けてご準備をお願いしたいと思います。

 さて、報道でご存じの方も多いと思いますが、この度、世界水会議において新たに創設された世界水遺産制度〔あらゆる水分野を対象とし、卓越した水管理団体や規約などを、無形遺産として登録する制度〕に、関川水系土地改良区が平成28年9月に申請した「関川水系土地改良区と客水地区賦課金減免制度」が登録されました。この受賞は、上流・下流の農民が協力して用水を開削し管理を行ってきたことに対する栄誉で、340年の歴史が示すとおり先人の功績であり、それが評価されたことはとても嬉しいことです。私たちは、今後もこの制度の目的を尊重し、後世に継承するとともに、地域農業の発展に向けて努力していかなければならないと思っています。詳細につきましては、改めて情報提供させて頂きます。

 これらのことを踏まえまして、当改良区では平成30年度事業計画及び予算編成を行い、本日提案することといたしました。全議案26件につきまして慎重審議いただき議決・承認くださいますようお願い申し上げまして開会の挨拶と致します。

  平成30年3月28日

関川水系土地改良区   
理事長 永 井 紘 一