上江用水路記念公園竣工式が開催されました

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お知らせ 2022/12/21

　令和4年10月26日（水）上越市大字川上において、新型コロナウイルス感染拡大の影響で長らく延期されていた上江用水記念公園竣工式が開催されました。

　この公園は、国営事業により昭和55年に上江用水路が改修されるまで使用していた旧取水口跡地を、平成6年に上江用水史発刊記念事業として造成整備したものです。しかし翌年の平成7年に発生した7.11水害で被災してしまったため、再整備を実施。その後、平成27年に上江用水路が世界かんがい施設遺産に登録されたことで公園の見学者も年間1000人規模に増加したため、平成30年に県営事業として駐車場やトイレを整備し、現在の形となりました。

　齋藤前理事長は式辞で、「この公園整備は「上江用水路のすべてがここに！」というコンセプトで、上江用水路のミニチュア水路を造成し、水の大切さと土地改良施設の役割を学びながら、先人の苦労の歴史を感じることができる施設にし、地域の癒しの場にしていただくとともに、将来的に妙高市の観光資源としても活用出来ればという思いで計画しました。関川水系土地改良区では、土地改良施設の歴史や役割などをPRするため２１世紀創造運動を積極的に実施しております。世界かんがい施設遺産である「上江用水路」は、この上江用水記念公園を軸に更なる広報活動の展開をしてまいる所存でございますので、引き続き皆様方の御支援御協力をお願い申し上げます。」と述べました。

　当日は上越地域振興局平野農林振興部長、妙高市西澤副市長をはじめ、多数の来賓をお招きし、代表者からの祝辞をいただいたほか、テープカットを行いました。