【上江用水の水源を巡る】世界かんがい施設遺産「上江用水路」見学会を実施しました

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お知らせ 2019/10/24

　令和元年10月19日（土）、世界かんがい施設遺産「上江用水路」の見学会を実施しました。
　世界かんがい施設遺産は、歴史があり適正に管理されてきた価値のある用水路などを国際かんがい排水委員会が登録認定する制度です。
　上江用水路は平成27年10月に新潟県で初めて世界かんがい施設遺産に登録されました。令和元年10月現在では、世界では15カ国91施設が登録されています。そのうち日本では39施設が登録されています。

【参考】　登録数

日本　39、中国　19、スリランカ　6、韓国　4、イラン　４、イタリア　４、タイ　2、エジプト　2、アメリカ　２、オーストラリア　2、メキシコ　2、インド　２、パキスタン　1、ロシア　1、マレーシア　１
合計　91

　この見学会は世界かんがい施設遺産登録された上江用水路を多くの方々から知ってもらうため企画したもので、本年度で5回目の実施となりました。
　昨年に引き続き本年度も大勢の皆様から参加申込みがあり、一般市民78名の方々から参加いただきました。大変ありがとうございました。

　開会式では、齋藤理事長が本見学会について「上江用水の水は農業用水だけでなく発電用水としても利用されていて、今日まで上越地域発展のために共存共栄してきた。本日は上江用水路の水源のほかにも発電に関係する施設の見学も行程に入っているのでぜひご覧いただきたい。」と述べました。

　今回の見学会は「上江用水の水源を巡る」をテーマに、上江用水の水源となる笹ヶ峰ダムや野尻湖、また水源に関係する施設等を余すことなく見学する行程でした。
　当日は午後から雨が降り、参加者の皆様におかれましては一部不自由をおかけしたところもあるかと思いますが、一日という長い時間大変お疲れ様でした。
　見学会で上江用水路の水源を巡り、先人たちの苦労や用水への思いを感じていただけていれば幸いです。