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お知らせ

待望の笹ヶ峰発電所運転開始

お知らせ 2019/07/04

 7月1日、国営かんがい排水事業関川用水地区で造成された笹ヶ峰発電所(妙高市杉野沢)が運転開始となりました。これを記念し笹ヶ峰発電所において、髙鳥農林水産副大臣様、上越市長様、妙高市長様、県議会議員の皆様を始め、奥田北陸農政局長様、新潟県農地部長様のほか多数の御来賓各位御臨席のもと安全祈願祭及び稼働記念式典が行われました。

安全祈願祭の様子

安全祈願祭の様子

 安全祈願祭では、玉串を捧げ今後の発電所運転の安全を祈願しました。式典で齋藤理事長は、「笹ヶ峰発電所は関川水系・和田・水上の3土地改良区で管理運営を行っていきます。売電収入から諸経費等を除いて土地改良区の維持管理費に充てます。安定的に売電益を得るには笹ヶ峰発電所の効率的な稼働・運営が不可欠です。3土地改良区の組合員の期待に応えるべく一層の努力をします。」と式辞を述べました。

 来賓祝辞で、髙鳥農林水産副大臣は、「大変素晴らしい施設を建設していただいた。土地改良区の皆様、施工業者の皆様に敬意を表します。笹ヶ峰ダムの改修はまだ道半ば。特にダムの堆砂問題は心配。上越米の大切な水源なので私も頑張りたい。」と述べました。また、奥田北陸農政局長は「笹ヶ峰ダムの豊富な水と貯水位落差を利用した小水力発電導入により、本地域の農業水利施設の維持管理費軽減が期待される。」と期待が寄せられました。

 その後、笹ヶ峰発電所を管理する3土地改良区理事長と髙鳥農林水産副大臣ほか計8名により、運転開始のスイッチが押され、発電が開始されました。

■■笹ヶ峰発電所概要■■

最大使用水量:3.8㎥/s
発電期間:通年
有効落差:33.5m
最大出力:997kwh
年間予定発電量:4,022Mwh
工期:平成26年~平成29年
工事費:1,665百万円

 

式辞を述べる関川水系土地改良区齋藤理事長

式辞を述べる関川水系土地改良区齋藤理事長

祝辞を述べる髙鳥農林水産副大臣

祝辞を述べる髙鳥農林水産副大臣

祝辞を述べる奥田北陸農政局長

祝辞を述べる奥田北陸農政局長

運転開始のスイッチオン

運転開始のスイッチオン