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お知らせ

園芸ほ場排水対策実演会(上越市大潟区川北・枝豆後作ほ場)が開催されました

お知らせ 2021/11/03

令和3年10月25日(金)農事組合法人 大潟ナショナルカントリー 枝豆後作ほ場(上越市大潟区川北 地内)において上越地域農業振興協議会 園芸振興部会主催の園芸ほ場排水対策実演会が開催されました。

当日は、上越地域農業振興協議会 園芸振興部会員、JAえちご上越 枝豆部会、JAえちご上越 ブロッコリー共販部会、園芸品目栽培農家ならびに導入志向農家などの関係者が多数が参加し、枝豆後作ほ場において排水対策の実演が行われました。

当該地は、約40年前に区画整理事業において30a区画に整備され、暗渠排水設備は設置されています。土壌は、黒墨土で過去に弾丸暗渠に失敗し生育不良を招いた経験から様々な排水対策にチャレンジし、今回、紹介される排水対策(補助暗渠、周囲明渠の溝繋ぎ)に辿り着きました。

現地において補助暗渠(モミサブロー)と周囲明渠の溝繋ぎ(小型管理機を使用)が実演され、水田による園芸導入には排水対策が必要不可欠であることを再認識した一方、これら専用機械の購入に対する支援策が今後の課題となります。

関川水系土地改良区管内では、今後、新規ほ場整備地区 約2千ヘクタール超を計画しており、数値目標(受益面積の2割以上を園芸導入)の対象となる令和元年度以降の採択目標地区では積極的に園芸の導入(規模拡大)を計画しています。

研修の様子(土壌を説明)

補助暗渠(モミサブロー)の施工状況

補助暗渠の施工後

モミサブローは大量に籾を使用することからバックホウを使用し籾の補給を行う

小型管理機による溝繋ぎ(表面排水対策)

小型管理機による溝繋ぎの跡