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お知らせ

園芸ほ場排水対策実演会(上越市三和区末野新田・枝豆作付予定ほ場)が開催されました

お知らせ 2022/04/20

令和4年4月12日(火)株式会社あぐり三和 枝豆作付予定ほ場(上越市三和区末野新田 地内)において上越地域農業振興協議会 園芸振興部会主催の園芸ほ場排水対策実演会が開催されました。

当日は、上越地域農業振興協議会 園芸振興部会員、JAえちご上越 枝豆部会、JAえちご上越 ブロッコリー共販部会、園芸品目栽培農家ならびに導入志向農家などの関係者が多数が参加し、枝豆作付予定ほ場において排水対策の実演が行われました。

当該地は、地理的要因による ほ場整備事業(第二次整備)からの除外を契機に園芸に特化した土地利用に切り替え、水田園芸(畑地利用)歴15年の農地となります。当初は、里芋を栽培していましたが連作障害が発生したことから蕎麦の栽培に切り替え、平成30年度以降は、枝豆を栽培、令和元年度からは、後作としてブロッコリーの栽培にも取り組んでいます。

現在は、ほ場面積60aのうち、枝豆60a、ブロッコリー30aを栽培し、より安定した園芸作物の栽培を目指し、サブソイラを利用した心土破砕による排水対策を毎年度、春季に実施しています。

実演会では、長辺140m、短辺50mの70aの ほ場においてサブソイラを利用した心土破砕の作業が披露されました。トラクターは、120psを使用し、サブソイラ2連を深度40cm、作業ピッチ2m間隔にて排水対策の作業が行われました。

関川水系土地改良区管内では、今後、新規ほ場整備地区 約2千ヘクタール超を計画しており、数値目標(受益面積の2割以上を園芸導入)の対象となる令和元年度以降の採択目標地区では積極的に園芸の導入(規模拡大)を計画しています。

実演会の様子(多くの関係者が参集)

サブソイラを使用した心土破砕

サブソイラを使用した心土破砕後のほ場表面(長辺方向に対し斜めに溝切り)

土壌の説明を行う様子